院内設備紹介
施設紹介
待合室
予約制を導入しておりますので
なるべく混み合わないように調整しております
受付
各種クレジットカード、Paypay等の電子マネー、
保険(アニコム・アイペット・ペット&ファミリー)窓口対応が可能となっております。
トリミング室
大型犬にも対応できるドッグバス
ドライアー、ブロアー完備
待合室からもペットの様子をご覧になれます
高級シャワーヘッド「ReFa社のウルトラファインバブル」を導入予定。きめ細かい泡のちからで汚れを落とし、保湿効果も抜群。アトピー性皮膚炎への治療効果もあると報告がでております。
診察室 (2部屋)
シンプルな作りにしています。
薬局スペース
各種薬剤、サプリメントを取り扱っております。
検査室
検査機器と電子カルテが連携しております。
検査中も入院室に目が届く設計
ICU
院内でもっとも目が届く場所に設置
入院中はバイタル評価をしっかりと行っていきます。
犬 入院室
猫ちゃんとは完全別室。冷暖房完備。
仕切りを外せば大型犬も十分にゆとりを持って過ごせるスペースがございます。
猫 専用入院室
犬とは完全別部屋とし、
静かで猫ちゃんも安心できるスペースを提供
冷暖房完備
手術室
麻酔機、人工呼吸器、各種手術用デバイス、無影灯
X線機器も配備してあるので
手術中にもX線検査が可能
院内ツアー(ストリートビュー)
矢印をお進み頂くと院内ツアーが可能です(2023年1月オープン時)
医療機器紹介
当院では高水準の医療を提供するために設備に力を入れております
血液検査機器
自動血球計算機(CBC) セルタックα (日本光電)
血液に含まれる赤血球、白血球、血小板を数や比率を調べる事ができます。貧血の有無や感染症、炎症、血の固まる能力の程度を測れます。
血液化学検査機 NX700V (富士フィルム)
血液に含まれる性状、電解質、生化学(肝臓や腎臓の数値)、炎症数値など各臓器の異常をチェックする事ができます。一度に5検体を検査する事が可能で、クリニックに置かれる機械のなかでは最も早く結果を出せる機械になります。結果、飼い主様をお待たせする時間を減らしていく事ができます。
血液ホルモン測定器 IMMUNO AU10V (富士フィルム)
猫炎症マーカー(SAA)、副腎皮質ホルモン(COR)、甲状腺ホルモン(T4,TSH)など特殊な項目を院内で測定可能とします。判断の難しいアジソン病を早期に診断可能であったり、クッシング症候群、甲状腺疾患の管理の際に院内ですぐに結果が出るのでお薬の量などをその場で決めていくことが可能です(飼い主様へ再来院をお願いする必要なくなります)。その他、性ホルモンPRGの測定により犬の排卵日の予測も可能とし繁殖を検討されている時には重要な指標とできます。
高速遠心機 (クボタ)
液体を高速で回すこと事で発生する遠心力を使って、血液や尿の成分を分離させます。液体成分だけを検査したい、あるいは底に溜まった細胞成分だけを検査したいときに使っていきます。
手持ち屈折計 (エルマ)
屈折率の違いを利用する事で、血液や胸水、腹水、尿など液体成分における比重や蛋白濃度を測定する事ができます。その液体がどのようなものなのか(ドロドロしたものかサラサラしたものか)客観的な数値で示す事で診断の手助けとなります。
心電図計・血圧計
pet MAP graphic 2
ポータブルの血圧計です。持ち運びが出来るため、飼い主様と一緒という一番落ち着いた状態(正確な値)で測定することも可能とし、その他 状態が悪くて院内での移動がつらい際にもそのまま測定することを可能とします。
血圧は犬猫においても重要で、全身性高血圧は心臓や腎臓への障害や時には突然の網膜剥離や脳出血など引き起こすこともございます。心臓病や慢性腎不全の管理の際には血圧管理は必須となります。
その他、低血圧は命を脅かすショック状態に陥ってる可能性がありますので救急時にも役立ちます。
眼科・耳科・皮膚科検査機器
スリットランプ(細隙灯) SL-19 (コーワ)
細い光で眼球の各部を照らし、それを顕微鏡で拡大して観察する装置です。光を目に当てることによって眼球の細かい傷、濁りによる炎症、隠れた逆さまつげなどを見つけ出します。肉眼ではみえない眼球内の異常を見つけ出し、様々な眼の病気の診断をします。人の眼科では机の上に置かれた大きな装置に顎をおいて眼科医が観察しますが、犬猫の場合は動きますし大きな装置は怖がってしまうのでポータブルタイプのもので覗き込んでいきます。
眼圧計 TONO-PEN XL (Reichert社)
眼球にかかっている圧力、眼圧を測定する事で緑内障の診断、治療状態の確認を行えます。緑内障は強い痛みを示しますし、放っておくと失明してしまう怖い病気で、柴犬やアメリカンコッカースパニエルなどの犬種はなりやすいといわれております。緑内障の管理には必須のアイテムとなります。
診断型検耳鏡 (WelchAllyn社)
耳の中を覗くことで垂直耳道、水平耳道内を詳細に確認する事ができ外耳炎の治療の際に力を発揮します。鼓膜の状態を確認できますし、異物の有無や洗浄が十分なのか耳垢の状態確認にも行えます。当院の耳鏡は従来のハロゲンランプから、LEDランプへ交換しているため大変明るく、広い視野で詳細を観察できます。
ウッド灯(紫外線ライト)
特殊な波長の紫外線を当てて発光するものを検知する時に使います。具体的には皮膚糸状菌症(カビ、真菌症)の診断に必要だったり、歯石の取り残しがないか調べる時にも使えます。
画像検査機器
超音波検査機器 LOGIQ V5 Expert (General Electric社)
レントゲンは骨や石など硬いものを映す事が得意ですが、逆に柔らかいものを映すには超音波検査の方が得意とします。腹部臓器や心臓を超音波検査する事で、悪性腫瘍などの隠れた病気を見つけ出したり、臓器の動き、機能性を評価する事ができます。胸水や尿を採取するときや特定部位に針を刺す際に、当てずっぽうに刺すわけにはいきませんので必ず超音波検査ガイド下で実施していきます。
X線撮影機器 T-Compact (ヒューベス)
レントゲン撮影装置です。骨や石などの硬いものそうですが、肺野の確認、腹部全体の確認など広く使う事ができます。下記のDRシステムと組み合わせる事でとても鮮明な画像を作り出す事可能とします。
DRシステム (Rayence)
撮影したレントゲン画像を瞬時にデジタル化してパソコン画面上に表示させて確認できる事で、動物のレントゲン撮影の時間の短縮もでき、被曝量も抑える事ができます。何よりも従来よりも鮮明な画像がみられるため診断にとても優位に使えます。
PACSソフトウェア
得られた画像データを飼い主様データと紐付けして表示させる事ができるソフトウェアとなります。画像のコントラストなどの微調整を可能とし、過去の画像との比較も容易とします。
フルデジタル電子内視鏡システム (富士フィルム Sapientia 4400)
通称、胃カメラと呼ばれるもので全身麻酔下で実施していきます。
主な使用用途として、異物誤飲時に胃切開せずに異物を摘出したり、消化管の疾患(免疫介在性消化管疾患やリンパ腫)の診断に役立ちます。
その他、胃ろうチューブの設置時にも役立ちます。
散剤・錠剤 (薬) 分包機
薬の自動分包機 CreStage-Lite 45列 (タカゾノ)
犬猫は種類や個体によって体格が大きく異なり、必要なお薬の量も違ってきます。
また「錠剤は飲めないけど、粉にできたら飲める」という子もいます。それぞれにあわせてオーダーメイドにお薬を調剤して一回分に小分けする事で飼い主様が投薬する際の手間を軽減する事ができます。当院は大きめの分包機を置いてありますので、一度に作製できる量も増え、飼い主様をお待たせする時間を短縮する事ができます。普段飲まれているお薬をまとめて処方して欲しいという方は、事前にお伝え頂ければご用意しておきます。
麻酔器、手術器具
手術用ルーペ、LEDライトシステム
手術時に手元を拡大することで、臓器や組織の詳細部を確認しながら丁寧に手術をすすめていくことができます。さらに無線LEDシステムが付属しているので、拡大部を明るく照らせます。
ルーペを使い始めてからは見える世界が変わり、手術時になくてはならない必須アイテムとなりました。基本的に手術時にはいつもつけています(廣田)
生体モニター LifeScope (日本光電)
麻酔中など動物の生体情報を確認する際に必要なものです。
安全な麻酔管理を行っていく上でなくてはならないもので、モニターに表示される様々なパラメータと、実際の動物の状態、経過、お薬への反応、実際に今行われている手術、全てを常時監視しながら管理を行っていきます。
動物用全身麻酔器 (クロスメディカル)
ダイヤルに合わせて一定量の酸素およびガス麻酔を流し続ける麻酔器です。
細かい麻酔設定は主に人工呼吸器の方で実施していきます。
人工呼吸器ベンチレーター PBREATH (クロスメディカル)
全身麻酔時には動物は呼吸が止まりますので、機械を使って人工呼吸する事で管理していきます。細かい様々な条件を変えれる仕様ですので、その子に合わせた最適な条件設定へ生体モニターを確認しながら合わせていきます。PEEP機能もついておりますので、肺水腫やARDS(急性呼吸促迫症候群)における人工呼吸器管理が必要な時にも力を発揮いたします。
電気メス
文字とおり電気を使ったメスで、切るという操作と同時に止血するという処置も実施する事が可能です。確実な止血能力で手術時間を短縮する事が可能です。
血管シーリングシステム TESS (MEDIST社)
太い血管もこの機械を使う事で数秒で処理する事が可能となります。安全に素早く処理できて、かつ糸を使う必要がないため生体にとっても侵襲性(負担)が低いものになります。このデバイスを使用する事で脾臓摘出手術の際には手術時間が1時間→10分程に短縮する事も可能で、短い麻酔時間は動物への負担軽減に繋がります。
除細動器(電気ショック) (日本光電)
動物が心室細動あるいは無脈性VTに陥ったとき唯一の解決法となります。そこまで陥ってしまった際の蘇生率は決して高くないのが現実で、多くの動物病院には常備してあるわけではないですが、当院は少しでもそこに確率があるなら諦めません。
超音波スケーラー
超音波を利用してスケーリング(歯石除去)をすることで、大きな歯石やガッチリくっついている歯石を素早く根こそぎ落とすことを可能とします。スケーリング処置には必須のアイテムとなります。歯をキレイに保つことは全身の健康を保つことにも繋がっており軽視できません。当院にてスケーリング処置も可能ですので、いつでもご相談ください。
歯科用マイクロモーター
電動でモーターを高速回転させ、歯を削ったり骨を削ったり、歯の表面を磨いたり(ポリッシング)する機械です。安全に手早く抜歯する際に力を発揮する機械です。
電子カルテシステム
Ahmics V4 Advance
院内の情報は電子カルテ上で管理しております。検査機器結果が自動で保存され、画像データもカルテ上に保存する事ができ、スタッフ間でも情報共有がスムーズに行うことができます。
入院ケージ、 ICU (集中治療室)
犬ケージ6部屋(大型犬対応可能)
猫専用ケージ4部屋
集中治療室(ICU) Dear M11 (フクダME)
部屋内の酸素濃度・温度湿度を快適にコントロールします。
隅々まで酸素が行きわたる空気循環と高い気密性で動物たちの生命を安心安全に守ります。さらに見やすく使いやすいタッチパネル採用で運転状況や環境変化が一目で分かり、巡回記録も管理しやすいです。
高濃度の酸素が必要な状況である呼吸不全(呼吸困難、肺水腫)や、集中治療が必要な際には必須のものとなります。
輸液ポンプ(点滴器) 計6台
動物へ静脈点滴を実施する際に必要なものとなります。医療の歴史において点滴は大発明であり、かつて死亡率が90%あった小児下痢症が点滴の登場により死亡率を10%まで下げる事ができました(1920年代のお話)。当然、動物にとっても大変有効であり、身体の中の水分量の調節とミネラル成分の調節も同時に行っていきます。
シリンジポンプ(微量点滴器) 計6台
お薬を身体の中に微量に流し続ける機械で点滴器と合わせて使っていきます。集中治療中は生体に合わせて、それぞれのお薬の量をこまめに調整していきますので(痛み止めのお薬、循環状態を改善させるお薬、血栓形成を予防するお薬など)、たくさんのシリンジポンプが必要となります。当院は集中治療が必要となった際のために多めにシリンジポンプを常備してあります。